ビジネスマナー講座

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マナーのあるお茶の入れ方と出し方

お茶を入れるのにもマナーがあります。来客時、会議中、または仕事の一服に、おいしいお茶を飲めば気分も変わります。ですから、お茶といっても、とても重要なものなのです。

お茶のおいしい入れ方のマナーは、沸騰したお湯で人数分の茶器を温めることから始まります。これは、お茶を注いだときに、茶器がその熱を奪うことでお茶が冷めないために必要なマナーです。その後、茶器のお湯を捨て、もう一度新しいお湯を入れておきます。そして、急須に茶葉を人数分に合わせただけを入れます。一人分はティースプーンに約2杯です。そして、急須に茶器に入っているお湯を入れ、1分ほど、茶葉が開くのを待ちます。そのとき、急須を揺らす人がいますが、それはマナー違反です。揺らすと、お茶のかすが一緒に茶器に入ってしまいますから、絶対にしてはいけません。そうして茶葉が開いたら、順番に少しずつ注いでいきます。それぞれに、均等にお茶が入るようにするためのマナーです。
お茶を入れ終わったら、すぐ運びます。相手にお茶を出す際のマナーは、茶器の底をふきんで拭き、茶たくに乗せます。そして、相手の右側から差し出すのが、お茶を出すときのマナーです。その際には、一言声を掛けましょう。出す順番は、来客者からです。そして、上司と、立場を考えて出すことが、相手に対しての心配りとなるでしょう。